shimaenaga’s blog

読書、算数、理科の楽しさを子供たちに伝えられたらいいな

国語辞典の見出し語あてクイズ

我が家には小学生が二人います。様々な知識、思考力、などを身につけられたら、より楽しく過ごせるだろうなと思っています。

 

さらにこれらを楽しく身につけられたらいいですよね。そのように考えていましたら「楽勉(らくべん)」(※親野智可等氏の言葉)という言葉を知りました。

 

知識の杭をたくさん作ることができたらなといつも思っています。

 

楽勉だと思って試したことを紹介しますね。

 

「国語辞典の見出し語当てクイズ」です。小学生向けの国語辞典をつかって私が見出し語の下に続く説明を読み上げます。そして子どもたちが見出し語を当てるという遊びです。

 

あまりないのですが子どもたちがヒマそうだなっと思ったときに私が辞典を手にとって「なんのことばのことかあててみて?」と問いかけると「なになに?」というように耳を傾けてくれます。大人の私もそうですがそれ以上に子供ってホントにクイズが好きですよね。クイズが始まるときのワクワク感がとても伝わってきて出題する私もうれしくなってきます。

 

見出し語の説明文を読みます。

例えば「小さなものをつまむのに使う、金属でできたVの字の形の道具」

 

答えは「ピンセット」です。

分からなさそうでしたらもう一度ゆっくり同じ説明を繰り返します。それでもわからないと「ヒントは」と聞いてきます。答えにたどり着きやすい別の言葉を言うのですが、たいてい「最初の文字は何?」それでもわからないと「その次は?」となります。私としては別の説明をヒントとしたいのですが、遊びですのであまりこだわらずに最初の文字を言うことになります。

答えが二文字のもののでよくあるやり取りはこんな感じです。

私:これ何のことだと思う?いうよ。「まわりを水でかこまれた陸地」

子:うーん、ヒントは?

私:海に浮かぶ〇〇

子:えー、わかんない。最初の文字は?

私:し

子:その次は?

私:二文字だからいうと答えになっちゃうよ。じゃー「ま行」です

子:しま!!

 

子どもたちは、極限までヒントを聞いても自分で答えを見つけたら、うれしいようです。また自分自身で答えを言いたいらしく、二人の子供のうち一方がわかっても私に耳打ちするようにしないと楽しく遊んていたのにカオスと化してしまいます。

 

この遊びでは「動詞」「形容詞」などはなかなか答えにたどり着かなかったです。

「名詞」が答えやすいようです。

 

また辞書の専門用語だと思うのですが「見出し語」という言葉もその個所を指して「これって見出し語っていうんだよ」と説明します。一度目はさらっと言って、また後日同様に「これって見出し語っていうんだよ」といったりして正式名称をなるべく使うようにしています。

 

辞書を身近に感じてくれたらなと思って始めた遊びでした。

 

4から5問くらいがちょうどよくて、それ以上すると飽きて来ますが、たまにおもいだしたようにするとたいてい面白がって聞いてくれます。同じ問題でも、楽しそうに考えてくれます。

 

次は子どもたちが私に問題を出してくれるようにならないかなと思っています。